「iSWAB(アイスワブ)マイクロバイオームEL」とは、PCR検査におけるRNA抽出作業を省略するために特別に設計され、採取した検体をそのままPCRテストに使用することが可能です。従来のRNA抽出作業にかかるコストを大幅に削減できると考えられ、作業時間の短縮・効率化および、環境に優しい製品です。
スワブを用いて採取した検体を、本品に挿入し溶液に浸すと、SARS-CoV-2を不活化し、溶液内でRNAを安定させ、5分でRNA抽出可能です。
検体採取後、21日間の常温保存・輸送が可能で、保冷剤や製造設備は不要です。また、アルコールや危険物質が入っていない溶液を使用していますので、安全に輸送・保管ができます。
本検査キットについて
検体採取後5分で
RNA抽出可能
常温保存3週間可能
- 製品名
- iSWAB マイクロバイオームELiSWAB Microbiome EL
製品概要
- サイズ
-
- 高さ
- 4.9㎝
- キャップ幅
- 1.2㎝
- 底幅
- 0.9㎝
- 内容量
- 0.8mL/1本
- 検体
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鼻腔・鼻咽頭ぬぐい液・唾液
※ 検体採取の際は、別途スワブが必要となります。
スワブの推奨直径は、4㎜以下です。
- 抽出時間
- 5分
- 保管条件
- 0~30℃
- 包装規格
- 50本/1箱
- 有効期間
- 18ヶ月
特徴
- SARS-CoV-2を不活化しRNAを溶出させ、溶液内で安定化させます。
- 検体採取後5分で抽出可能です。
- 検体採取後、21日間の常温保存・輸送が可能です。
- 輸送や保存に保冷剤や冷蔵設備は不要です。
- アルコールや危険物質が入っていない溶液を使用しているため、輸送や保管も安全です。
- 検体溶液がこぼれにくい特別設計です。(米国特許取得済み)
RNA抽出プロセス
検体採取後、下記PCR検査イメージにおけるステップ2「不活化作業・RNA抽出」が省略でき
ステップ1から3へのプロセスを、採取後5分で可能にします。
この容器から、直接ミックス液に添加し、RT-PCR検査やLAMP検査に使用できます。
使用方法
- STEP1
- 植毛綿棒を使用します。容器を数回振り、溶液を底に移動させ、キャップを外し、平らな場所に置きます。
(植毛綿棒の推奨直径は4mm以下です。)
- STEP2
- 植毛綿棒の先端を、指や他の物に触れさせずに、袋から取り出します。
- STEP3
- 植毛綿棒で鼻腔、鼻咽頭、または口内から検体を採取します。
- STEP4
- 植毛綿棒を、ねじるようにゆっくり容器内に挿入し溶液に浸します。
- STEP5
- 植毛綿棒を溶液内で10回程度上下に動かした後、ゆっくり取り出します。
- STEP6
- 最後に、キャップを閉めます